仔鹿寄席について

さて、

残り一週間に迫ってきました仔鹿寄席。

あーだこーだと宣伝してますが、今日は「そもそも仔鹿寄席って何なのよ?」と言う話。

一回目にいらっしゃったお客様には前口上をさせていただいたので、既知の情報も混ざってますが、そこはおさらいって事で。

仔鹿寄席は、ワタシの通ってるキャナリー落語教室の中で有志を募って作った分科会、鹿の錬成道場こと「鹿錬(しかれん)」が最初に企画したイベントの名前です。

最初の、つーても、実態はまだ仔鹿寄席以外の企画がないので、ほぼ鹿錬イコール仔鹿寄席って認識の方が多いと思いますが、正確には「鹿錬」が団体名、仔鹿寄席がイベント名なのです。

鹿錬のメンバーはワタシ含めて現在14名。仔鹿寄席は2月、7月、10月の年3回で、色物さんを抜かして5名のメンバーが「交代で」出演する、という形でやってます。

出演者を固定化しないのは(ここ、割と聞かれるのです)、希望者には遍く出演機会を与えて欲しいという、ウチの校長先生から頂いた分科会設立の条件にワタシが合意した、というのが理由になります。

ある程度ネタも増えてきたから、発表会以外でも、もっと高座の機会が欲しい、やってみたいアイデアもある。でも、他の落語会に加入する程、人脈も実績もないし、とは言え、自身でイベントを企画、運営するノウハウもない。そんな人達(余談ですが、鹿錬を作ったときのワタシがまさにそれでした)に向けた機会の創出であり、文字通り錬成の場です。だから、メンバーを増やし続け、出演者を固定化しない事と会の目的は一致している訳です。

まあ、お客様のファン心理を考えると、某ショウテンの様に、より熟練者、上級者のみで固定化した方が良いだろう、それも分かります。分かりますが、設立25周年、会員数100名を越えるキャナリー落語教室から集めた有志ですよ?集めたワタシが言うのもなんですが、誰が出たって面白くない訳がないっ!

って事で、次の仔鹿寄席はこちら。

第二回 仔鹿寄席
日付:2016年7月31日(日)
開場:13:15 開演:13:30
場所:浅草公会堂 4階和室
住所:台東区浅草1丁目38番6号
木戸銭:無料
出演
鹿鳴家 福来「ざるや」
鹿鳴家 加笑「代書」
鹿鳴家 そこそこ「粗忽長屋」

お仲入り

鹿鳴家 とい寿「湯屋番」
鹿鳴家 かほり「端唄」
鹿鳴家 だっぺ「宿屋の富」

皆様のご来場、暑くお待ちしております。

 

(追記)

我に返って読み直すと、主義主張って本当に野暮ったくてみっともないですね。まあ、この野暮ったさも「今の」自分なので、これはこれで消さずにとっておいて、10年後ぐらいにまた読み直して悶絶したいと思います。

盆踊りについて

「東京音頭」と「炭坑節」くらいなら子供の頃に踊った事あるし、ヨユーでいけっぺ?(茨城弁)と思って飛び込んでみたワタシ、

無事、死亡が確認された。

 

何事も稽古だな。と、とても無味乾燥な感想を胸に浴衣を洗濯。

よし!また行こう!(負けず嫌い)

 

 

落語鑑賞覚書

ばっきゃの会
於 らくごカフェ

さん若「あくび指南」
さん若「鰻の幇間」

仲入り

さん若「居残り」

(敬称略)

現実逃避に(笑)
うそうそ、午前中にあらかたの用事を片付けたので
久しぶりのばっきゃの会に。
いつもながらお客様はほぼ満員で、最前列しか空いてないので、そちらで拝見させていただきました。
もっとも、私が言うまでもなく、さん若さんの高座は、最前列が一番楽しいのです。
最近、ますます明るくなられた気がするナア。

「居残り」もしや?と思って拝見してたら
佐平次が「いのど〜ん」と呼ばれてから、お座敷に到着するまでに上機嫌で唄った鼻歌が「梅の栄」だったので、ああ。
サゲも喜多八師匠の型でした。

この噺、シュッとした色男の噺家さんがされると勿論、カッコいいのですが、さん若さんみたいな(大失礼)愛嬌全開の人がされた方が、フランキー堺感が前面に出てきて個人的にはとても好き。

いつか前後編で一年かけて、さん若さんに習ってみたいなあ。

オトノナルホウヘ→

 

君が笑えば 僕も笑うから
めぐりめぐりまた違う誰かのとこまで
遠く離れた場所にいる時も 僕らの声が届きますように
迷ったときはオトノナルホウヘ→

Goose House「オトノナルホウヘ→」

 

普段は健全さを嫌う傾向にあるアマノジャクですが、

ここまで来ると逆に好き。

さあ、共演者の方々そしてお客様、

来週末はご一緒に大きな音を鳴らしましょ。

 

夜にまた告知します。

ダウン

ただいま37.5度。

夏風邪かクーラー病か、はたまた夏バテか、

一日中ぶっ倒れてました。

まあ、今週でよかったと思うしかないのですが、

本当は北本デイケアで出演させていただく予定だったので、情けないやら、悲しいやら。

とはいえ、他の出演者さんはサラッと何席かできる方ですし、もし風邪で、おじいちゃんおばあちゃんに移してしまってはいけないので、ベターな方を選んだと思おう。

 

男やもめの情けなさ、

寝てても食い物にありつけないので、夕方、少し出かけて駅前で飯を食ったついでにTSUTAYAに寄ったら、CD旧作が10枚で1000円だったので、

ここぞとばかりに昭和の名人のCDを借りまくる。お気に入りの小さん師匠の他にも、圓生師匠、志ん生師匠、金馬師匠、談志師匠、枝雀師匠、文楽師匠、正蔵師匠、柳好師匠…。

落語はライブが一番面白い。これは間違いないのですが、教養として今の師匠方のルーツを知っておくのも、僕みたいなニワカには必要だと思います。ある意味、「旬」がないのが古典落語の良いトコロ。まぁ、要はどっちも楽しいのだ♪

 

帰り道、町内会の盆踊りをうっとりしながら眺める。メインは当然おばあちゃんなのですが、指先の動きとか超色っぽいっすねぇ。

そういや、何年も踊ってないなあ。明晩もあるようですので、元気になったら浴衣着て行ってみよう。同じ阿呆ならダンシンオールナイッ♪

落語鑑賞覚書

7月下席 昼の部

於 鈴本演芸場

小駒 道具屋
一蔵 夏泥
夢葉 奇術
菊丸 素人鰻
雲助 子褒め
にゃん子・金魚 漫才
菊之丞 酔っ払い
さん喬 天狗裁き
紫文 三味線漫談
小ゑん ほっとけない娘

仲入り

ホームラン 漫才
文楽 悋気の火の玉
扇遊 手紙無筆
仙三郎社中 太神楽
菊太楼 火焔太鼓

(敬称略)

菊太楼師匠、鈴本昼トリの初日。

雨の助けもあって?平日昼ですが7~8割の入りで、小学生のお客様もいらっしゃいました。

紫文師匠の三味線漫談が、物凄いツボにハマったお客様が多く、異様に(失礼)盛り上がってからの、小ゑん師匠の新作。仏像好きの女子が主人公の話なのですが、ヲタク全開の作り込みがとても好印象。夜トリの喬太郎師匠もマニアックな方ですが、小ゑん師匠に比べたらまだまだキャッチーなのです。

菊太楼師匠は「火炎太鼓」。マクラは棒手振りの小噺。何度お聞きしても大好き。甚兵衛さんがお金をもらった帰り道の様子が、今まで拝見した中で一番トゥーマッチにはじけてて楽しかったです。サゲも自然体にすっと終わってもう、ザ・江戸古典落語の粋を堪能させていただきました。


古今亭ちよりんの会 初会
於 池袋演芸場

かな文 一目上がり
市江 だくだく
ちよりん お菊の皿
菊千代 権助提灯

仲入り
正楽 紙切り
ちよりん 井戸の茶碗

(敬称略)

仕事帰りにはちょっと早い時間帯での開催でしたので、私は夏休みをとったのですが

でも、お客様たくさん来るかな?と思いましたが全くの杞憂でした。ほぼ満員。

正楽師匠は久しぶりに拝見。最近は若手の紙切りの方々を拝見する事が多かったのですが、もう、何と言いますか、完全に別格。リクエストしたお客様も作品を受け取ると同時に流れるような動作でご祝儀袋を渡したりして、超イキ。

この日のちよりんさんのトリネタは「井戸の茶碗」。落語初心者ゆえ、失礼ながら、ちよりんさんの長講噺をお聴きするのは初めてでしたが、くず屋さんとお侍さん二方の雰囲気が、とても、ちよりんさんの人柄に合っていらっしゃる気がしました。いずれ真打になられたときに代表作になったら素敵だなあ。

終わったら同ビルの9階で打ち上げ。勿論、私と同じくキャナリーの生徒さんも沢山いらっしゃったのですが、寄席文字教室の先輩だったり、小池屋さんの若旦那だったり、仔鹿寄席に遊びにいらしたお客様だったり、端唄のお師匠さんだったり、ちょっとびっくりするくらい顔見知りにお声をかけていただきました。

ちよりんさん、素敵な会をありがとうございました。

にしても、最近、遊びすぎやね、わたし(笑)

落語鑑賞覚書

権太楼ざんまい
於 日本橋劇場

あお馬「やかん」
さん光「権助魚」
権太楼「大工調べ」

仲入り

権太楼「心眼」
(敬称略)

水曜日はジム休館日。
ここんとこ定時に上がれてるので、
勉強も兼ねてどこか落語会に行くようにしてます。
普段はだいたい当日の昼休みに探して決めるのですが、今日は前もってチケットを買ってしまいました。

話は少し前。
僕は高座に上がる前に流れる出囃子を、一時だけ「金比羅船船」にしていた頃があって、後で柳家権太楼師匠の出囃子だと分かったのですが、その頃、権太楼師匠の高座を拝見した事がなかったのです。

でも、有名な師匠だし、パブロフの犬のような落語ファンは出囃子が流れた時点で、その師匠を思い浮かべるだろう事は分かってたので、どんな雰囲気の方かと思い、ある時、何の気なしに、しかも別に権太楼師匠がトリでも何でもない普通の日の池袋演芸場に伺ったところ、物凄い衝撃がありました。

その時、権太楼師匠がされた演目は「つる」。マクラは確かに面白かったけど、本編は噺の筋を変えた訳でもなく、かといって凝ったくすぐりもないのに、座席に捩れかかって悶絶するぐらい大笑い。

結果、自分の出囃子に「金比羅船船」を使うのをやめ(笑)、その後、あれはなんだったのだろう、と、頭をひねりながら日々を送り、何かたまたまハマったに違いない、と思った頃、やっぱり偶然YouTubeで聴いた「疝気の虫」が面白すぎて過呼吸を起こす。

前置きが長くなりましたが、その流れからの今日の会なのです。

「大工調べ」は、とても有名な演目ですし、音源はたくさん聴いたつもりですが、生で拝見するのは初めて。しかも、権太楼師匠は木場の大工の息子さんだそうで、なんたか凄い贅沢な初体験でした。てか、やべえよ、啖呵が出る直前のシリアスに張り詰めた感じが、堪らない。権太楼師匠曰く、本来は若手が勢いよく出すネタである「大工調べ」を、70歳過ぎたらどうなるのかチャレンジされるそうです。

「心眼」も、プロの噺家さんがされるのを拝見するのは初めて。「爆笑王」の異名をお持ちの方なので、所謂人情噺はされないのかと思ったら、これがもう、ああ、うまく伝えられる自信はないけど、漫才とかコントとか、ドラマとか映画とか、そういうのでは太刀打ち出来ない複雑な感動が入り混じった芸に、ずっと鳥肌を立ててました。

なんか、やばい。
今まで、何かしら縁があった噺家さん(例えば、同年代の方だったり、何かしらお世話になったり)目当てに寄席に行く動機だったのですが、もちろん、その噺家さんも大切な方々ですが、やっと見つけたような気がします。転んでなお悔いなし。もう結構なお年なのが残念ですが、まあ、いつだって「今日」は人生で一番若い日って事で。

ファンクラブとか、ないのかしらん。そわそわ。

「金鳥少年」について

ラジオCMで話題の「金鳥少年」シリーズより。

 

 

 

特に#4が秀逸ですね。キヲクのたがが外れそうです。

これを元にした漫画やイラストも多数ありますが、そいつは無粋というもの。

たとえば、まあ、拙くらいの、ちょいとした粋人になると、

「小学校5年生の頃に好きだった女子」を想像しながら聴くのが

いちばん悶えて楽しいでげす(下衆)。

国立西洋美術館について

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160717/k10010599271000.html

正直、子供の頃から馴染みがあり過ぎて

世界遺産です、

と言われてもピンと来ないのですが(笑)

上野が活性化するのは嬉しいですね。

 

反面、世界的に注目されると言う事は

テロリストや犯罪者の目にも止まると言うことで…。

安全対策はしっかりとっていただきたいものです。

続・週刊ダイヤモンドの落語特集について

http://kojikayose.wpblog.jp/2016/07/07/週刊ダイヤモンドの落語特集について/

上の記事で、割と辛口な感想を書かせていただきました週刊ダイヤモンドの落語特集ですが、

酔っ払って見直してたら、意外なお宝に気が付きました。

53頁に柳家花緑師匠の持ちネタ一覧が書いてあって、一人の噺家さんの持ちネタが(既に掲載時より増えているそうですが)一覧で書いてあるのも、すごい貴重な事ですが、

一番右上が、「からぬけ」、そこから左に「桃太郎」、「芋俵」、「道具屋」、「寿限無」…

何かの本で、小さん師匠一門では、「からぬけ」から入る前座さんは、天狗連(アマチュア)出身ではない証として楽屋では一目置かれていた、と聞きました。

てぇ、事はよ。

これ、花緑師匠が覚えた順に並べた一覧じゃないのか…!!!!

これに沿えば正解、と言う訳ではないですが

ネタ音痴のワタシとしては、かなり今後のネタ選びの参考になりそうです。