高座納め

さてさて、仕事も納まりましたし、毎年最後の大決算、今年一年の高座を振り返ってみましょう。

<会別>
1月
我やが家寄席
月島
多摩川
中野新橋
鴻巣
2月
我やが家寄席
ミラクルライブ
猫の日落語会
第13回仔鹿寄席
ミラクルライブ
3月
第四回珍来
6月
キャナリー落語発表会
7月
第五回珍来
9月
落語寺子屋発表会
10月
落語beyond global 2020 part2
11月
行田
キャナリー落語発表会
第六回珍来

<演目別>
元犬 4
★河豚鍋 3
★幇間腹 3
火焔太鼓 2
★道灌 2
★夕涼み 2
★妾馬 1
★替り目 1
黄金の大黒 1
権兵衛狸 1
鴻池の犬 1

番外 踊り 1

総計 22
(★はネタ下ろし)

去年が44でしたのでちょうど半分。うちコロナ禍直前の1、2月が更にその半分ですが、それでもかなり高座の機会に恵まれてたんだなぁ、と思いました。お客様、お席亭様、共演者の皆様、本当に有難うございます。

去年に引き続き、ネタ下ろしも6演目出来ましたし、来年は未開拓のジャンル、例えば泥棒噺とか、廓噺とか、言い立てのある噺とかにチャレンジしてみようと思います。引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

落語と著作権

新ニッポンの話芸ポッドキャスト第427回【落語と著作権】を聴いてから読んでね。

聴いた聴いたよ1時間。
冒頭の広瀬氏の怒りの発言に押されるようにケンケンガクガクしてますが、最終的にゆるい感じに軟着陸してる🤣噺家さんのこういう呑気な所がとても好きだ。

聴いて思ったこと。

・アマチュア落語家が行ってる著作権侵害に対して、プロの噺家さんは法的に阻止する手段を持たない。正確には、費用や労力の面から黙認、泣き寝入りを選んでしまう可能性が高い。

・持たないからこそ、アマチュア側が勉強する必要はあると思う。お金を取る事は勿論、プロの噺家さんの創作物を無許可でパブリックな場に公開する行為は、プロの噺家さんにとって失礼にあたる事を。

・でもなあ、僕自身、アマチュア側の立場から考えると、新作は兎も角、古典のくすぐりまで調べて作者である噺家さんに都度、許可を貰う行為は正直、現実的ではないと思う。お手本がプロの噺家さんの客前での高座なので、どこまでが噺の素の部分で、どこからがその噺家さん自身の工夫か判別は出来ないからだ。

・だから、トラブルを避ける為に気をつけられる事は、結局「お金を取らない」「せめて新作は、自分の創作物ではない事を示す為に作者を明記にする」と言う、まあアマチュアにとって基本の「キ」に加えて今は「極力クローズドな空間での楽しみに止めて、インターネット上のオープンスペースにアーカイブを残さない」なんだと思う。

・やっぱり話題に上がった!志の輔師匠の「親の顔」問題。持ちネタにしてるプロの噺家さんが極端に少なく、持ちネタにしてるアマチュア落語家が極端に多いから槍玉に上げられるね。でも、ポッドキャストでも言ってる通り、結果それは志の輔師匠が売れてる証明でもあるんだよなあ。僕はやらないけどね。

落語鑑賞覚書

金原亭馬生一門会
鈴本演芸場

たらちね 駒介
探偵うどん 馬太郎
豆や 小駒
弥次郎 馬治
味噌蔵 馬玉

お仲入り

堀の内 馬久
茶番〜祐兼参詣忍の段〜 小駒・馬太郎
品川心中 馬生

(敬称略)

こちらに伺うのも2年目になりました。年末の一門会 第一弾です。通常は馬生師匠の前は色物さんだそうなのですが、今年は小駒くん、馬太郎くんの茶番を。茶番、ちゃんと見るのは初めてですが昔のコントなのね。ほんと、この二人は並べて立たせておくと相乗効果で面白いナァ🤣

馬生師匠の品川心中はサゲまでタップリと。飄々として、それでもって色気のある師匠だから廓噺が格別ですねぇ。

落語鑑賞覚書

鈴本演芸場 中席 夜の部
年の瀬に聴く 芝浜と掛け取り

元犬 まめ菊
手水廻し 小太郎
太神楽 翁家社中
饅頭怖い 菊太楼
子褒め 扇遊
寿司屋水滸伝 百栄
漫才 ニックス
団蔵と淀五郎 琴調

仲入り

三味線漫談 あずみ
やかん泥 一朝
紙切り 正楽
芝浜 馬石

(敬称略)