とりあえずひと段落

先週末12日に仔鹿寄席ご来場いただいたお客様には個別包装のマスクをお渡ししてお詫びをしました。また、会場の徳丸三凱亭さんにも、急遽のキャンセルにも関わらず会場費をご容赦頂き、本当にありがとうございます。それでも既に宣伝に使ったダイレクトメールやチラシにかかった費用を出演者で分配も済み、後始末を終えてとりあえず、ひと段落の席亭です。

前回の仔鹿寄席は2月でしたので、そのとき既にマスクをつけて感染対策を整えた上で開催したのですが、まさか、7月になってもこの状況が続いてる(悪化してる)のは考えもせず、私の読みの甘さでメンバーには余計な期待と出費をさせてしまい申し訳ないです。

ひと段落したこの機会に、仔鹿寄席自体もひとまず無期限の休止にしたいと思います。これまでも自然災害で延期になる事はありましたが、来月どころか来週の状況すら見えないこのコロナ禍の中、とても次回予定を立てられないと考えました。

もちろん、コロナ禍でもできるような別の開催方法も考えました。例えばネット配信。このご時世、プロは勿論、アマチュアで配信してる人もいらっしゃるし、それを否定する訳ではないですが、少なくとも私自身、無観客の前で落語する為に稽古する意味って何?とか思ってしまうのです。我々は、少なくとも私はこの活動を商売にはしてません。なので、例えたった一人でも、生身のお客様の反応をいただける事が恩恵の大半だと思ってます。

他にも、お客様の人数を絞って開催する、例えば、キャパ40人の会場を20人までに限定して開催する。これも考えました。(実際に、私個人では、その形で開催予定の会があります)ただ、その為には、当日、満員御礼でお帰り頂くお客様がでないように完全に事前予約制にしたり、また、それに併せて出演者も今よりぐっと減らさないと収拾がつかなくなります。出演者が減ると、まあ、生々しい話、出演者一人当たりの費用負担も今よりぐっと上がる訳です。

最悪、将来コロナ禍がもっと、年単位で長期化してしまった場合は、そう言った形での再開も考えております。でも、少なくとも今は、「予約しなくてもお客様が気軽に入れる、また、キャナリーの生徒さんなら、手を挙げれば誰もが気軽に出演できる」仔鹿寄席のままであって欲しい、と言う思いがあるので、上記のような所謂「新しい生活様式」にあった開催方法に切り替えるにしても、判断や準備の期間が欲しい(出来れば悩んでるうちにコロナ禍が収まって欲しい)、ってのが正直なところです。

まぁ、うだうだ理屈をこねてますが、今の自分にとって仔鹿寄席くらいの規模のイベント開催は、「リターンに合わない大きさのリスク」になってしまった、ってのが本音なんだと思います。

そんな感じです。まあ、僕自身のアマチュア落語活動は小規模で細々と続けますので、宜しければ無理ない範囲でお付き合い下さると嬉しいです。

最後に、皆さん健康最優先で、またお会いした時に「あのとき大変だったね」と笑いあえる日が来る事を祈っております。