早わかり!出番の増やし方!

月に一度、爆弾を投げる必要はないのですが、出番の増やし方についてずっと思ってた事があり、それが最近の色々な出来事で形になりそうなので書いてみます。ちなみに、全然早わかりではないです(笑)

社会人落語会の番組作りには、大きく2つのパターンに分かれると思ってます。まず、「人」を中心に番組を作る。たぶん8割以上はこれに尽きると言っても過言ではないでしょう。打ち上げで意気投合する、大会で声をかける、SNSで仲良くなる、たまたま別の繋がりで知り合う等々、キッカケは色々ありますが「この人達と落語会をしたい」という動機が最優先になる会。

このパターンの会に第三者が入り込むのは並大抵ではありません。幾ら「出演させて下さい!」と手を合わせても、動機が「人」なので基本お呼びではないのです。そうなると、たまたま欠員が出るとか、仲違いして会がなくなるとかそう言うネガティブな状況をつかず離れずしながら気長に待つしかありません。それでもこの会に、と言う人は仕方ないですが、正直、手を合わせる暇があったら一人で稽古した方が有意義な時間だと思います。

残りの2割が「会」を中心に番組を作る。つまり、会の開催が最優先で、そこに誰が出演するか、と言う事に余り拘りがない会。例えば、僕が顔役になってるデイケアのボランティア公演とか、(キャナリー限定、と言う縛りの範囲内であれば)仔鹿寄席はその部類だと思います。広い意味で言えば、池田等の大会や落語教室の発表会もこっちに含めて良いでしょうね。一斉メール等で募集をかけて、手を挙げればそのまま出番に繋がる。また、楽屋や打ち上げでこれまで接点のなかった同好の士と話す機会もあり、それが前述の「人」を中心にした落語会に育つ可能性だって秘めてます。いい事づくしで手っ取り早い反面、気を付けなければならない点として「募集する人達の中に、自分と共演NGになってる人がいない事」が重要になります。

理由は、募集する側に立ってみると分かります。実力があろうとなかろうと(逆に一斉メールを送る時点で実力は二の次)、そう言う人は一斉メールに入れ難いからです。必然的に「ある程度出演者が確定して、その中に共演NGの人がおらず、なお、必要人数に達してない時だけ声をかける」と言う二軍の扱いになってしまいます。これも出番は増えません。

言っときますが、これらは紛れもなく自分自身が実際に悩んだ話でもあります。じゃあ本題、どうやって出番を増やしたら良いのか。

まずは、自分で会を主催する事。これなら、よっぽどの事がない限り自分の出番は確保できます。共演者探しは、した事がない人が考えてる程、大変ではないです。相手からよっぽど嫌われてない限り、誰もが(可能であれば求められる形で)落語をしたくてこの趣味をやってます。恋愛感情ではないけど、一緒に落語会をして欲しいと口説かれるのは悪い気がしません。断られるとしたら、相当に嫌っているか、既に別の予定が入っているか、今以上に出番を増やす気がないだけなので、あまり気にせずどんどん別の人を探せば揃ってしまいます。また、露骨に期待するのは当然NGですが、自分から誘う事はやがて相手から誘われるキッカケに繋がる事も、ままある話なのです。※この発言を強調される事は正直、諸刃の剣なのですが、現実的には人によっては動機になり得る、くらいのニュアンスで。

そして、やっぱ何より一番大事なのは至極シンプル。どんな縁であれ、出演する会で共演者さんやお席亭さん、スタッフの方々や何よりお客様と全力で仲良くする、敬意を表する事に尽きると思います。たかが趣味、されど趣味。仕事の人間関係で嫌な思いをしながら我慢しても、それは給与のうちと割り切れます。その代わり、趣味の人間関係は我慢なく居心地の良いものにしたくないですか。自分自身がそうであるなら、周りの人達にとってもそうなのです。

自分で会を主催するなんて面倒な事はしたくない。人間関係にも気を遣いたくない。俺は腕一本、高座の実力だけで人から認められる孤高の名人を目指すんだ、って人(笑い話にもなりませんが、自分にもこういう時期がありました…秒殺で挫ける…三十路過ぎて中二病…黒歴史…)は、まあ、うん、はい、そうなる日まで自分を信じて頑張って下さい。