落語鑑賞覚書

桂文珍独演会
於 よみうりホール

時うどん 三四郎
世帯念仏 文珍
二人癖 福矢
持参金 文珍

仲入り

地獄八景亡者戯 文珍

(敬称略)

昨夜(というより今日未明)、落語好きの友人から、その友人の友人が行けないので良ければ、という事で落語会のチケットを譲っていただきました。文珍師匠、亡くなった叔父が好きだった(ただ、生前中はそんな話を叔父とした覚えがない)ようなのですが、私自身は生で拝見した事がなく、せっかくの機会という事で有り難くお受けしました。

三席とも、とても面白かったです。CDやテレビでは拝見した事が何度かあるのですが、これでもかっ!ってくらいにニュースを取り込みますね。沢田研二に始まって、ゾゾタウン、消費税増税、逃亡犯、不倫問題…アンテナの広さも勿論、入れ込み方のセンスも流石でした。

殆ど情報のないままお伺いしたので、トリネタは何だろう?と楽しみにしてたら地獄八景亡者戯。今回は前半のみ(フルサイズだと90分越えだそうです)でしたが、ずっと生で聴きたかったネタなので大興奮しっぱなし。今年は、上方落語関係に対する運の引きの強さが半端ないナァ。

ありがとうございました!

落語鑑賞覚書

渋谷らくご

於 ユーロスペース

壺算 わさび
疝気の虫 百栄
一人酒盛 小里ん
目黒のさんま ブラック

(敬称略)

先程、ブログを遡ったら二年以上行ってなかったみたいです、渋谷らくご。

開口一番はわさびさん、落語ディーパーではお馴染みですが、そんなに高座は見た事なかったかも。最初は若者っぽいしシュッとしてるなぁ、と思いましたが道具屋の親父の目が最終的に狂人のアレになってたので、ああ、やっぱこの人もアレなのだなぁ(笑)

百栄師匠は疝気の虫。数年前のブログに書いたけどこのネタ自体大好きなのですが、権太楼師匠以外で拝見するのは初めて。権太楼師匠が赤塚不二夫チックな虫だとしたら、百栄師匠のはさくらももこチック?ちびまる子ちゃんじゃなくて、コジコジの。

寄席以外では初めて拝見する小里ん師匠、いや、小里ん師匠が座ったところがもう寄席でした。一人酒盛、凄いなぁ。語彙が少なくて恐縮なのですが、呑んでる方も泥酔になる訳でなく後半までほぼ一定のテンションで、しかも大した事は起こってないのに、ちょっとの言葉に、僅かな仕草に引き込まれるように笑ってしまう。素敵過ぎる。

トリは、ユニオンジャック柄の着物(あれ、どこに売ってるんだろう)に身を包んだ怪人が登場。怪しい。超怪しい。そりゃ噂はいっぱい流れますが、まず聴く機会がないのでおっかなびっくりでした。恐ろしいのは「どうせ下ネタと悪ふざけでしょ」という先入観をぶっ壊す古典落語としての聴き心地の良さ。中盤までは散々、お客さんを古典の快楽に連れてって、お客さんが戻れなくなってからの放送禁止用語の連発。なんてタチが悪い。なんて恐ろしく面白い。

高座ログ

でこぼこの会
於 落語小料理屋やきもち

崇徳院 桃介
死神(英語落語) ゆん卓

仲入り

家見舞 福来
赤い糸(自作) どテ珍

不思議な縁で出会った四人による落語会ですが、無事つ離れ(10名以上)のお客様にご来場いただきました。本当にありがとうございます!

トップバッター桃介さんの崇徳院、この方、高座を拝見するのは2回目なのですが本当にキャラクターの作り込みが上手な方です。キャラクターがしっかりしてると、定番の古典の台詞もこんなに生き生きするんだなぁ、と、改めて実感させていただきました。開口一番で大変だったと思いますが、きっちり雰囲気を作っていただきました。

二人目のゆん卓さんは英語落語で死神。英語落語目当てではない、普通の落語会のお客様の前で披露する、という試みでしたが、サスペンス的ストーリーと流暢な英語の響きが上手く交わってハリウッド映画を見てるような気持ちになりました。お客様も楽しんでらっしゃいましたし、これは英語落語の新しい可能性を広げられたのではないでしょうか。

トリのどテ珍さんは自作落語を。最早どテ珍さんのライフワークになりつつある童貞感ほとばしる内容で楽屋でケラケラ笑ってました。けっこう生々しい単語であったり、うわぁ…という性癖(笑)が見えたりするのですが、根っこのところは登場人物誰もが優しい世界観だし、人間賛歌なので僕は好きだなぁ。

はい、感想終りょ…え、僕ですか。
噛み噛みでした。海より深く反省。
でも、一つだけ嬉しかったこと。たぶん初めて、くすくす、とか、あはは、だけではない「風船がパンと弾けるような笑い声」を体験しました。それだけで十分やってよかったと思いましたよん。

是非、またこのメンバーて開催させていただければ幸い。

落語鑑賞覚書

真打昇進襲名披露興行

於 新宿末廣亭

(途中入場)

粗忽の釘 市馬
禁酒番屋 馬風

仲いり

口上 左から玉の輔、馬風、たこ蔵、正蔵、市馬

漫才 ニックス
読書の時間 正蔵
お父さんのハンディ 歌之介
太神楽 仙三郎社中
お見立て たこ蔵

(敬称略)

仕事帰りだったので途中入場でしたが、どうにか口上には間に合いました。てか、馬風師匠が落語やるの初めて聴いたかも知れません(笑)正蔵師匠は「読書の時間」、粗筋は知ってましたが聴くのは多分初めて。秋だからと、たこ蔵師匠が上方出身だからですかねー。

たこ蔵師匠は「お見立て」杢兵衛親方の表情と声色が強烈で大笑いしました。やっぱこれだけ個性的でオンリーワンな芸が出てくるのも、寄席の面白さではないでしょうか。

今日は末廣亭での楽日だから、あと10月中席が浅草、下席が池袋、残りが国立で30日ですね。お世話になってる師匠のハレの舞台ですから、なるべく通いたいと思います。

僅差

四年かけても越えられないような僅差は、もう僅差とは言えない。絶望的に出来てないのだろう。応援して下さった皆様、ほんと、ごめんなさい。また一年頑張ります。

バイリンガル落語会

に行ってきました。出てませんが(笑)

ビデオ撮影のお手伝いをしつつ、隙を見計らって袖で三味線に合わせて太鼓を叩かせていただきました。今日は、仲入り(締)、二上りかっこ、お江戸日本橋(狂言かっこ)、勧進帳(寄せの合方)の4曲。1曲だけ初めてヨスケを叩かせてもらいましたけど、側で見てるより遥かに難しい…。

なんでこの選曲?と言うと、今月末の仔鹿寄席と来月の寺子屋発表会用の稽古が目的だったりするのですが(笑)落語以上に寄席囃子は実践の機会がないので助かりました。ありがとうございます😊

なすとかぼちゃ

米七師匠の幇間芸稽古場に通い始めて、何だかんだ飛び飛びになりつつも10ヶ月、今回から2曲目に入りました。とは言え、かっぽれもまだまだ直さなきゃいけないとこが山ほどあるので、並行して。

で、2曲目は「なすとかぼちゃ」。擬人化?された茄子と南瓜が喧嘩をする、と言う端唄なのですが、昔から寄席でかかるとラッキーと思い、稀にリクエストできる機会があれば必ず選ぶくらい好きな曲なのです。踊りもかっぽれの粋な感じと比べると、ちょっとコミカル寄りで、しかも短い(笑)楽しんで稽古したいと思います。

2018年9月の振り返り

おかしい・・・とても労力に合わないと思うんだ・・・。
その月のアクセス数上位5つを振り返っているのですが、管理人(福来)の半生をその時代時代のゲームと共に振り返った大長編「ロースコアボーイ」が一つも載ってない。
まったく、このブログを何だと思っているのか(※落語ブログです)
映画化オファーをお待ちしております!の思いと共に9月の振り返りをば。

1.演劇鑑賞

演劇鑑賞

このブログはツイッターとも連動しているのですが、心ある出演者様が次々とリツイートして頂いたお蔭でブッチギリの一位です。ただまあ、普段書いている記事が我ながらアレな内容なので、残念ながらその後はリピーターにはならなかった気がします。なんてこった!

2.高座ログ

高座ログ

亀鶴さん、どテ珍さんとのデイサービス出演の話が何故か2位に。
まあ、もともと目立つお二人でございますから、さもありなん。

ついでにお二人の直近の出演情報。どテ珍さんは今週末6日(土)に立石落語会で、今年5作目(!)の新作ネタ下ろしされます。私、3作目と4作目を聴いてますが、きっと今回もポップでマッドな爆笑噺になるに違いないです。亀鶴さんも来週8日(月祝)にらくごカフェで「神田愛山とアマ弟子(露地野一門+1)の会」の「+1」枠として出演されます。愛山先生、先日独演会で拝見しましたが、まー、キュートな方です。亀鶴さんもかなり心酔されておりますので、当然、本人も大熱演でしょう!いいなあ、どっちも聴きたいなあ。

3.今年の散財

今年の散財

去年から橘ノ圓満師匠の落語教室でお世話になっている関係もあって、謝楽祭も芸協らくごまつりも両方伺うようになりました。ただ、芸協らくごまつりは去年は前準備の後に両国亭で出番があって早退、今年は終日いたのですが、飲み物販売の呼び込みを手伝ってたら大雨が降り、どこにも遊びに行けず・・・。午前10時から午後15時まで5時間くらい、ほぼぶっ通しで大声で呼び込みしてたため血圧が上がったのか、今日は頭がいつも以上にぼんやりします。でも、喉が全然平気で声も枯れてないのが謎。

4.落語鑑賞覚書

落語鑑賞覚書

駒子師匠のお披露目の会ですね。この時も大勢、お客様がいらっしゃいましたが、昨日、台風で20時以降はJR運転中止だってアナウンスが流れているのに、たこ蔵師匠の為にお客様がいらっしゃったとか。寄席通いの決死隊かよ。すげえ。やっぱ寄席っていいなあ。

5.おめでとうございます!

おめでとうございます!

5.おめでとうございます!

おめでとうございます!

忖度はしておりませんが、てか忖度するならもう少し上位にします(笑)、小平太師匠とたこ蔵師匠の披露パーティが同着5位です。今までこういうパーティに4回、出席させていただきましたが、だいたい、同じ手順の段取りで、新真打の師匠自身はそんなに出番がない(こらこら)割に、本当に人柄が出るというか、雰囲気が違ってくるものだなあ、と思いました。

貴方の好きな記事はありましたか?10月もよろしくお願い申し上げます。