2017年10月の振り返り

今年の振り返りも残り3回。まだまだ何が起こるか分からないなあ、と思いつつ今月の振り返りをば。

1.キャナリー英語落語教室10周年記念パーティー

今回、出席して改めて分かった事は、バイリンガルの会の時に結構、英語落語の生徒さんとお会いしておりました・・・
何人か、初めまして的な反応をしててしまってゴメンナサイ。
自分の人間識別能力は、既にAIに抜かされて久しい。まさにシンギュラリティは目の前まで来ているのだ!なんのこっちゃ。
いつか仔鹿寄席番外編でミニバイリンガルの会、やりたいですね。日英3演目ずつ6席くらいで。

1.落伍

同率1位のこちらは、うーん。
自分から発信しといて何ですが、どうもいまいち、こういうネタばかり上位に食い込むのって、自分の興味と読み手の興味のギャップは感じます。
僕が千葉に落ちたって、僕以外にとって基本どうでもよくない?みたいな。もはや新鮮味もないしねー。
個人的には落語本ブックレビューなんて反応あると思ったんだけど、そっちは鳴かず飛ばず。
good newsよりbad newsが注目される。これがブログの難しさ。

2.わからないわから~な~い~♪

こちらは読めない。まさに分からない。
松鶴家千とせ師匠ブームが再燃してるとも思えませんが(笑)

3.祝!真打昇進!

改めておめでとうございます。
披露パーティや披露興行など、これから準備でお忙しい日々かとは思います。
伺えるところには是非、積極的に伺いますので何卒宜しくお願い致します。
イヤらしい話、貯金しなくちゃ(笑)

4.落語鑑賞覚書

直近にお伺いしたうららか亭が入ってきましたよ。
休業中の連雀亭の代わりに活用されている方が多いようで。
たしかに、連雀亭の方が都心だし綺麗ではあるんだけど、
職場に近いのはこっちなんですよね・・・駅近だから雨に強いし。
もっと色々と開催してほしいっすねえ。

5.高座ログ

あぶないあぶない。仔鹿寄席のHPだっつーのにギリギリランクインです。
英楽校長先生に日本語落語で出演いただくという、ある意味でキャナリー的には最高難度のミッションを実現してしまったので、席亭ちょっと気が抜けてしまってるのかも知れませんね。反省。
お客様にも新鮮な驚きを提供できるよう、初心に返って、これからも開催していきたいと思います。

貴方の好きな記事はありましたか?11月も宜しくお願い致します。

改名

諸事情により、先日、亭号をこしらえた件で訂正があります。

亭号

や、こしらえるのをやめた訳ではないのですが、「猫飯亭」で1回も出ないまま、違う亭号にします・・・。

 

古久堂 福来(こくとう ふくれ)

 

相変わらずの右往左往で申し訳ないです。いろいろ悩んだのですが(長くなるので割愛)、これから長く使う事を考えて、お客様にとってより馴染みやすい、読みやすい方にしました。よっぽどの事情がない限り、もう変更しませんので、何卒ご容赦の程、宜しくお願い致します。

ちなみに元ネタは山崎製パンの「黒糖フークレエ」という蒸しパンです。
蒸しパンだからって侮るなかれ、1個600kcal以上あります・・・グーグルで検索する際、「黒糖フークレエ」の後にスペースを入れると「黒糖フークレエ 太る」と予測変換されます・・・自虐か?自虐なのか?

でも、逆に黒糖フークレエを知ってると、普通は読みにくい「福来」も自然と読めてしまうと言うあら不思議。

その辺りも親しんでいただけれパン。

20席

先週末の落語寺子屋発表会が、ちょうど今年20席目でした。あと2ヶ月で(ほぼ)確定しているのがデイケア2回、発表会1回、その他の出演が1、2回ありますので今年はだいたい24、5席といった見込み。

去年の千葉国際の打ち上げで某◯ットリさんに「上手くなるにゃ最低でもそれくらいやらなきゃ駄目だ」と発破をかけていただき、立てた目標が年間30席でしたから、それには達しそうもない悔しさはあります。ですが、去年の2倍以上、一昨年の3倍以上やってみた感想としては、確かに、凡才な自分にとっては、それくらいやってどうにか上達する為の環境が整ってくるのかもな、とは思いました。

ま、振り返るのはまだ早い。
あと2ヶ月、残り4、5席を大事に頑張りたいと思います。

出囃子DJ

選曲も含めて出囃子CDの操作を任された時、希望の出囃子をお聞きして回る時間もなかった時は、勿論、上から順に曲を流しても良いのですが、演目から連想して選曲するのも楽しい。

例えば、演目が「親の顔」なら、これは志の輔師匠だから「梅は咲いたか」でも、お借りした出囃子CDには入ってないと、じゃあ師匠筋の談志師匠の「木賊刈」で。

演目が「粗忽の釘」なら、先代柳朝師匠、今なら一之輔師匠の演られるのが好きなので「さつま」っしょ。

演目が「火焔太鼓」なら、なんといっても志ん生師匠の「一丁入り」は譲れない。

演目が「三方一両損」なら、これは誰が有名なんだろ?江戸っ子の美学の噺だから、じゃあ先代文治師匠の「武蔵名物」かな。

こういう言わなきゃ誰にも伝わらないマニアな選曲をしては袖でニヤニヤしていたっていいじゃない。根っこのところはヲタだもの。

高座ログ

落語寺子屋発表会
於 小島社会教育館

福来 狸賽
僕ちゃん丸 ぞろぞろ
みかん 親の顔
大頭 粗忽の釘
直介 火焔太鼓

仲入り

まりめこ 平林
あそ坊 三方一両損
麻輪馬 悋気の火の玉
圓満 元犬

生憎の荒天でどうなるかと思いきや、蓋を開けてみたら超満員の盛会になりました。私は二度目の参加ですが、落語寺子屋が如何に近隣の方々に愛されてるかを改めて知り、ほんと、こちらに入れて良かったです。私も早くお客様の馴染みになれますよう頑張りたいと思います。

で、狸賽は苦戦しました(苦戦は毎度の事ですが…)。それでもニンに合ってる、上手くなってきたと言ってくださる方もいらっしゃって有り難かったです。

次の噺、まだ覚えてないので内緒ですが、短くシンプルで、だからこそ誤魔化しの効かない、大好きな噺にしましたよ。

日々前進。

落語鑑賞覚書

落語 にほん晴れ
於 稲荷町うららか亭

一左 荒茶
さん若 干物箱

仲入り

さん若 権助芝居
一左 黄金餅

(敬称略)

外は大雨ですがタイトルは「にほん晴れ」出演者のお二人とも先週末の台風にはずいぶんと苦労されてたよう。

「荒茶」は「本膳」の亜流のような噺でした。一左さんは顔付きが濃いから、武士のような厳しい表情が似合うなぁ…。いろーんな物体が混ざった茶を一気飲みする所は、ちょっと悲鳴をあげそうになりました(笑)

さん若さんの「権助芝居」。この演目は生で拝見するのは初めて。音源では昔「一分茶番」で聴いた事はありますが、前半で終わるパターンもあるのですね。去年、歌舞伎の七段目を聴いたので、提灯ブラのドイヒーさがより一層際立ちました(笑)

落伍

大会に落ちても、昔ほど落ち込まなくなった。

悪い意味では、落ちる事に慣れてしまったのだろうね。正直、ビデオ撮りながらも可能性が低いのは自覚していたし。ただそれは劣等感とか卑下からそう思ってたわけではなく、

ああ、去年の僕よりは確実に面白くなってる。

でも、まだ「本当にうまい人」には足りない。

そんな風に「自分」と「本当にうまい人」との距離が冷静に測れるようになったから。
それはきっと、肥大した自意識から少し解放されたせい。あと、たぶん、去年の僕よりはそれなりに伸びたせいだと思いたい。

良い意味では、ここ一年で自分の環境が変わってしまった。そもそも大会に出たかったのは、高座数を増やしたかったからだ。面白いと思われたら、あちこち呼ばれるようになるんじゃないかと思ったからだ。それが自尊心だったり優越感だったりとは無関係とは今更言わないよ。

で、結果として、僕は大会で活躍しないまま、それでもそこそこ出演させていただいてる。ほとんどは自前の会であるけれど、それだって付き合って下さる共演者、お客様あっての事ですし、有難いことに時々はゲストとしてお呼びいただいている。だから、大会出場という「手段」を用いる事無く、目的を達成してしまった。
勿論、それに甘える事なく稽古は続けていかなきゃ、だけど「手段」としての大会にあまり執着しなくなってしまったのも事実なのです。

と言っても基本、負けず嫌いな僕の事なので来年も応募したいと思います。
さて、池田の締切まであと9か月、さっそく作戦を練ってみましょうか。

一人で読むからドクショの秋

秋の夜長にふさわしい、最近読んだ落語本をいくつか。

柳家喬太郎 江戸料理 平らげて一席
噺 柳家喬太郎
聞き書き 佐藤俊一
小学館

★★★☆☆
喬太郎師匠だと「こてんパン」「こてんコテン」の方が有名だし、そっちの方が面白いんですが、みんな読んでるだろうしねー。ちょっと毛色の違った本を。名前の通り、江戸落語に出てくる「料理」に主眼を置いた本。初天神だったら「団子」、二番煎じだったら「猪鍋」、ある意味マニアックなのに居残り佐平次で「軍鶏鍋」だったりね。

どちらかといえば芸談よりも食べ物のうんちくが多め。喬太郎師匠の口調のままなので、すらすらと読めて楽しい。ただ、多くの落語本に言えるんですけど、あらすじに使う頁をもっと少なくして欲しい。どうせ読み飛ばすんだから…。じゃあこの本の何がおススメか?装丁と食べ物の写真が綺麗なんですよねー(笑)

 

十八番の噺 落語家が愛でる噺の話
著 春風亭昇太、桃月庵白酒、柳家喬太郎、立川生志、林家正蔵、三笑亭夢丸、立川こはる、春風亭昇々、滝川鯉八、柳亭小痴楽、柳家わさび
フイルムアート社

★★★★☆
「あなたの十八番はなんですか?」と、言うテーマを元に、真打5名、二つ目6名の噺家さんが書いた文章を集めたもの。印象的なのは、殆どの噺家さんはまず「十八番は自分で選ぶものではなく、お客様が選ぶもの」というスタンスで語ってらっしゃった。とは言え、やっぱりそこは噺家さん、思い入れのある演目にはどうしても饒舌になってしまうのが実に可愛らしい。おススメは生志師匠かなあ。ある意味、落研的な素直さと熱さと理屈っぽさ(笑)のある文章でした。

あと、前述の本ではないですが、登場すら全ての噺のあらすじが一箇所に固まってるところが好印象。わからない人は後で読んどいてー、って感じで良いのです。

 

噺は生きている 名作落語進化論
著 広瀬和生
毎日新聞出版

★★★★☆
「芝浜」「富久」「紺屋高尾・幾代餅」「文七元結」をテーマに、どの師匠がどういう演出をしたか、というのを比較分析された、考えるだけで気が遠くなるような本、なんですが、これが僕みたいなマニア志向のあるタイプには抜群に面白い!同じ噺であっても、何を強調し、代わりに何を簡略化するか、色んな事を入れ替えながら、話し手にとって一番「しっくり来る」形を見出すまでの試行錯誤のプロセスにうっとり。あー、台本ではない落語の良さが、馬鹿な私でも何となくわかった気がしました。

一つ、注意点としては、この作者、明らかに重篤な談志病です。なので、ほかの師匠と比べ談志師匠に割いている頁数が明らかに多いです。「文七元結」については談志師匠だけで7パターンの演じ分けについて語ってますので、そのあたりは、読み手を選ぶかも知れません(笑)でも、それを補って余りある魅力を感じました。

ローグワン

そろそろエピソード8が公開されるにあたってブルーレイ借りてしまいました。まあ、台風で引きこもるには、ちょうどいい感じのテンションの映画でしたよん。

初代、エピソード4がかの黒澤明監督「隠し砦の三悪人」をモチーフにしたってのは有名なエピソードですが、こちらは、強いて言えば「七人の侍」と言ったら褒めすぎですかね。でも、名もなき独立愚連隊が圧倒的に不利な戦いに身を投じ、一人、また一人と倒れながら目的を果たすってのはやっぱり共通のカタルシスを感じてしまうのですよ!

にしても、最後のダースベイダーのチート感、敵にした時の絶望感ったらねぇな。

キャナリー英語落語教室10周年記念パーティー

キャナリー英語落語教室10周年記念パーティーに参加させていただきました。まあ、私は日本語の方しか入ってないのですが、バイリンガルの会などで英語落語の生徒さんとご一緒させていただく事が多いもので。賑やかし?パリピと呼んで!(笑)

会の方は、英語教育界の重鎮の方だったり、英国人のナレーター兼作家兼役者のハリーポッターに出てきそうなおじさんだったりの豪華ゲストトークあり、余興は獅子舞やジャズバンドあり着付け舞ありと多彩なもので、非常に楽しいひと時を過ごさせて貰いました。

英楽先生ありがとうございました。

ジャズバンドの最後にスゥイングな曲があり、誘われて見様見真似、無我夢中で踊ったら(物怖じしない)、着付け舞の方に踊りにキレがあると褒められる。

ジョン・トラボルタ師匠ありがとうございました。