オウ能!

落語教室の先輩のお誘いで、神楽坂は矢来能楽堂で能を見て来ました。能を見るのは大学生以来、しかも能楽堂ではなく屋外イベントで、さらに殆ど覚えてないので初と言っても過言じゃないです。

この日は「頼政」、仕舞(素踊り)、「船弁慶」で、船弁慶は落語にもなってるのでそれが目当てだったのですが、

いや、これがまた大変。

普段聴いてる落語に比べて、立ってやる芝居だし、ひとり芝居でもないし、衣装もあるし、まあ、前情報なしでも分かるだろうと思ったら、これが物凄い情報量の少ない(反対に見てる側の想像に委ねる)芝居なので、目の前にはヨーポン!ヨーポン!の太鼓の間にゆっくり動きながら、ゴザソウロウゴザソウロウとお経のような台詞を唱える綺麗な着物姿の演者達。

こ、これが3時間続くのか…(^^;;

なので、最初の「頼政」の時は途中途中の記憶がございません。

でも、「船弁慶」は大丈夫。テーマも登場人物も分かりやすいし、初心者にもちゃんとカタルシスがある演出でした。特に嵐が来た!→怨霊降臨!→見得を切った!イェー!が、最高。思わず「待ってました!」と声かけそうになりましたが、能のお客さんは上品なのでそんな事はしないようだ。あと、船頭さんの動きが面白かったなあ。

気持ちは完全に、横丁のご隠居さんに連れてって貰って初めて能を見るデェクの八五郎。音羽屋!え?言わない?ああそう…

とはいえ、これでまた一つ、芸能の世界の扉がパカっと開いた福来でした。ありがとうございました!