高座ログ

6/17 落語寺子屋発表会

於 谷中区民館

寺子屋福来「しの字嫌い」

6/18 キャナリー落語発表会

於 お江戸両国亭

鹿鳴家福来「猫と金魚」

二日間連続根多下ろしでした。どちらも導入部で空気がリセットされたのが一番の課題。マクラで温めた熱を、どうやって冷まさずに本編に繋げるかの大切さを知る。マクラはマクラ、本編は本編で一生懸命考えていたつもりでしたが、そこには全く着目してなかったから、目から鱗でした。まてよ?よく言えば「空気がリセットされた」事に気づくくらいには、日頃から空気が読めない僕も、周りが見えるようになったのか。

逆に一番の収穫は、二つの根多を並行して稽古する事が(出来はともあれ)自分に可能だったと言う事。稽古が倍でも、さほど、他の趣味や生活や仕事の時間を侵食された気にはならなかった(ここが大事!)のにびっくり。

最後に、どちらの会も沢山のお客様にお越し頂きました。中には、両日いらした方もおられまして、とても愉しい二日間を過ごさせて頂きました。この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。

ここで一句、

盃洗の

水で濯いで

御返杯

詠み人知らず

 

ごめんなさい(笑)いや、やけに耳に残る常套句だと思ってたら、あ、これ七五調だ、と思っただけです。探してみると、露骨に俳句だ狂歌だ川柳だと言ってなくても、自然と七五調になって残ってしまった常套句があるのかも知れませんね。

落語鑑賞覚書

TEN寄席 final
於 らくごカフェ

文菊 千早振る
こみち だくだく
ときん 親子酒

仲入り

小八 青菜
さん若 小言幸兵衛

(敬称略)

TEN、今年で解散だそうで。
カールでもペヤングでも何でも良いんだけど、惜しむくらいなら普段から応援すりゃ良いのだ。それは分かってますが、ずーずーしくも行って来ましたよん。

皆さん面白かったです。最近、頻繁にこういう書き方をする事で逃げてる気もしないではないですが…(笑)可愛げのない事は言わずに素直に正直に言うと、本当に全ての高座に爆笑しました。

文菊師匠の千早振る、浪花節の演出が素晴らしすぎました。こみちさんのだくだく、流れるような仕草に酔いしれました。ときん師匠の親子酒、親父のリアルに駄目な酔っ払い理論が最高。小八師匠、女将さんへのボヤきが堂に入って来ましたね。音で笑わせてもらう高座も久しぶり。さん若さん、前の方のマクラでたくさん弄られてましたねー。小言幸兵衛、芝居シーンが特に大熱演でした!あと、さん若さんの怒りと驚きの篭った素早い二度見、僕は大好きです!

来月の夏TENで本当に最後。なんとか伺いたいと思います。

某大会のこと

なんとなく断片的に情報が入ってきてモヤモヤするのでちょっと吐き出す。吐き出して早く忘れる。

主催者は自分のやりたかったルールで大会をやって、そのルールに賛同した(完全に、ではなくてもメリットが上回った)人が参加して、賛同しなかった人は参加しなかった。それでいいじゃねぇか。それが全てだと思う。

大会は皆んなのものではなく、その場を作った主催者のもの。王様は主催者。でも、結果に責任を持つのも主催者。不満がある部外者は自力でお金集めて、人を集めて、その人自身の望みどおりの大会を主催したらいい。それで沢山、参加者が集まったら初めて「どうだ。俺の大会の方が盛り上がったろう」と言ってやれば良いんだ。それが一番、フェアなやり方じゃないかな。

昔、傲慢だった自分は、そこがわからなかった。たとえ部外者だって、世間一般的に、大勢が正しいと思う意見なら人の思いは変えられると思ってた。実に傲慢だね。

そんな事より僕は、どうやったら下手くそを抜け出して今年こそ、千葉国際の事前審査を通すかの方が深刻な問題です…。ほーんと、人様のイデオロギーなんて自分に害がなきゃどうでもいいっす。なので、忘れた!

コイケヤミタビ

夏に向けて、小池屋さんで着物を仕立てに行ってきました。小池屋さんについてはこちらをご参照。

コイケヤについて

ホントは、ずーっと浴衣を仕立てようと思ってようやく行ったのですが、そんなに浴衣地と値段は変わらないし、これなら高座にも使えるナァ、と方向転換。お店を出た後、最近、浅草で吊るしの着物を一着買ってた事に気付きました。呉服屋マジック!まあ、そっち(吊るし)は夏着物って訳じゃないし、ノーカンノーカン^^;

阿波しじら織、仕上がりはひと月後。7月は今のとこ予定はないけど、8月に…8月に…嗚呼、言えないっ!そこに着て参ります!

落語鑑賞覚書

鈴本演芸場 昼席

きいち 桃太郎
一蔵 夏泥
ストレート松浦 ジャグリング
菊之丞 酔っ払い(替り目)
扇遊 一目上がり
ロケット団 漫才
正蔵 鼓ヶ滝
権太楼 代書屋
正楽 紙切り
一朝 湯屋番

仲入り

世津子 曲独楽
小八 たけのこ
小満ん 悋気の独楽
小猫 ものまね
一之輔 粗忽の釘

(敬称略)

今日から一之輔師匠が昼トリでして、来週は土日とも昼は予定が入ってる為、急遽行ってきた(まあ、あんまり予定立てて行くとこではないけど)のですが、今日はラジオ出演、テレビ出演後の一之輔師匠だった為、本来の開場30分くらい前から100人以上並んでまして、開場時間早めての入場でした。勿論、超満席。最後方に立見もずらっと。

皆様素晴らしかったのですが、特に仲入り後からの流れが神。私は初めて拝見したのですが、普段、奇術をされてる世津子さんが曲独楽で湧かせ、その後の小八師匠が(真打になられて初めて拝見したのですが、出囃子が喜多八師匠と同じ曲に!)がこれまた「たけのこ」でドカンを笑わせて、そこからの小満ん師匠のオフビートな「悋気の独楽」(ここで一旦落ち着かせて、でもお客さんの気持ちを離さない適度な温度に保つ小満ん師匠を持ってくる名采配、そしてそれに答える小満ん師匠の技術に目眩)、小猫さんがまた徐々に盛り上げていき、トリの一之輔師匠がドカーーーーン!

ひよっこが生意気なことを言わせて頂けるのなら、今日はチームワークとしての寄席芸人さんの威力を体感出来た番組でございました。

談志楽屋噺

50歳になった談志師匠が、これまでに出会った寄席芸人さん達を纏めた、交友録、のような、武勇伝、のような。ひっでー話が満載で楽しかったです。

著者(談志師匠)自身が認めているように、頭の中に思い浮かんだ出来事をそのまま文章に書き写したような、まさに「全編が余談」で出来たような変わった読み物なんですが、その割に抵抗がないと思ったら、ブログの文体に非常に近いんですよね。

それにしても、昔の芸人さんは、少しのキッカケであっさり身をもち崩すし、大体はもち崩したらあっさり死ぬ。それは馬鹿だとも取れるが、だからこそか、本当に儚い。

右朝師匠について

最近、ユーチューブで聴き始めたのですが、志ん朝師匠とはまた違った華やかさのある師匠ですね。ずーっと聴いていたい口調です。

音源はいろいろありますが、爆笑という意味での一押しは、川柳祭というイベントにて、川柳川柳師匠から「お取り次ぎ」したという、ガーコン(笑)

余談ですが、昨日「お田しま」亭主こと扇生さんに、日本酒片手にほろ酔い気分で「扇生さーん、わたし最近、右朝師匠聴いてるんですけど、昔聴いてました?」とお聞きしたところ「バカやろ、オレ右朝師匠んち泊まった事あるわ!」

Oh…勿論、何かエピソードお聞かせ頂けるのでは?と言う記者魂(と言う名の助平根性)で尋ねたには違いないのですが。流石は落語の国の若旦那。

ポスターを貼っていただきましたっ!

美味い食事、美味いお酒をお求めでしたら都営三田線、芝公園駅から徒歩3分、「お田しま」にいらっしゃいませっ!お一人様でもお気軽に、お気軽…今度こそ女子と来らぁっ!(半ベソ)

落語寺子屋発表会、来てね〜!

6.17 落語寺子屋発表会
於 台東区谷中区民館
台東区谷中5-6-5
木戸銭無料
13時開演