落語鑑賞覚書

昭和元禄落語心中寄席
浅草演芸ホール

小多け 道具屋
三木男 子ほめ
一之輔 初天神
白酒 居残り佐平次

仲入り

柳朝 紙入れ
正楽 紙切り
権太楼 芝浜

(敬称略)

久しぶりに長いよ。

今年で、だとまだ一ヶ月しか経ってないので、ここ数ヶ月で、一番楽しかった寄席でした。

お客さんの半分以上は、生で落語を聴くのが初めてなんじゃないかと思うくらいの印象(入場待ちの時、雑誌か何かのインタビューの会話を立ち聞きしてましたが、何人ものお客さんが「一之輔…?」という反応)で、おかしな雰囲気になったらやだなあ、と、にわか落語ファン的に気を揉んでいたのですが、全くの杞憂でした。

前座の小多けさんを始め、トリの権太楼師匠までずーっと、ビビットに笑い、また反応しておられました(普段の寄席の雰囲気を多少なりとも見てる身としては、小多けさん、スゲエ嬉しかったろうなあ 笑)勿論、初めての方にもキチンと伝わる噺家さん方の芸は素晴らしいものなのですが、初めて聴いたであろう、道具屋に、子ほめに、初天神に、居残り佐平次に、紙入れに大笑いして、紙切りの即妙な技術(と、お題に合わせて即時に選曲、演奏する下座さん)に感動して、最後の芝浜のサゲでは鼻をすすってハンカチで拭う。

当たり前に、そして新鮮に反応する姿に、我ながら浅ましいなぁ、そんなお客さんがちょっとだけ羨ましいと思ってしまいました。でも、それは、あくまで無いものねだりの話で、落語は、知れば知る程、面白さが変化していくものなのだよフフフ…。これで寄席が活気づくと良いですね。特に、3/25に浅草公会堂で開催する仔鹿寄席とか良いんじゃないですかね(笑)

高座の感想は、最近は細かくブログに書かないようにしてますが、一つだけ。一之輔師匠、スゲエわ。俺、あの人と同年代で落語ファンやれて本当に良かったと思います。

やきもちよたび・・・いつたび?えー、なんどきだい?

ほんとはもーちょっとだけ行ってるけどね。
会社から徒歩1分の落語ワールド、こと、秋葉原の「小料理屋やきもち」ですが
来週2月7日(火)に満を持して天どん師匠がいらっしゃるそうです!

天どん師匠といえば、去年、新作落語台本講座でお会いして(そのまま逃亡…したのは、新作つくる以前に演者としてレベルアップしたくなったのと、いかんせん、大都会・自由が丘は葛飾住まいには遠すぎた…なんて、言い訳だよねbyシャ乱Q)
以来、何故かちょいちょい気にかけて下さってるのですが、シニカルアイロニカルな新作落語とマメな姿勢のギャップで、まー女性にモテモテの師匠でございます。

詳しい会の内容はこちら。コース料理+ドリンク1杯+落語1席で4800円です。憧れのお座敷落語でお旦な体験を、ぜひ!

http://yakimochi.info/schedule/

ここの美人女将の料理の腕は抜群なのですが、落語会の日は出演される噺家さん、または演目に因んだ料理になる事が多いです。でも、天どん師匠に因んだ料理と言うと、天どん師匠、でしょ、うーん、想像がつかないなあ(笑)

冴え渡る名推理!直球か?変化球か?気になる結果は会場にて!

江戸っ子だってネ

神田の生まれよ!

呑みネェ呑みネェ、寿司を食いネェ!

喧嘩っ早いが玉にキズ♪

馬鹿は死ななきゃ治らない♪

丁度時間となりました!

確かに一世を風靡しただけあって、現代にも残る珠玉のキラーフレーズ満載です。

明日はけっこう重要な会議で気が重い。
気分転換に湯船で唸ってきます(笑)

落語鑑賞覚書

黒門亭 日曜第2部

小はだ 転失気
市楽 やかんなめ
志ん橋 鮑のし

仲入り

つくし オバマさん
菊太楼 ねずみ穴

(敬称略)

市楽さんのテンション爆高「やかんなめ」の後、志ん橋師匠が上がって開口一番、「(袖を見ながら)さっきそこでベロベロ舐められまして…」の流れが神がかってました(笑)

落語鑑賞覚書

続・菊太楼の会

菊太楼 金明竹
左吉 身投げ屋

仲入り

菊太楼 富久

(敬称略)

幇間の久さんが酒を呑んでるシーンで思わず唾を呑み込んでしまいましたが、強い自制心で(笑)帰宅。

高座ログ

北本デイケア

柏 猫と金魚
福来 からぬけ
柏 転失気
福来 ざるや

柏さんとの二人会で2席ずつ。

デイケアは、おさらいメインでやっております。それは大変にありがたいのですが、慣れてきたせいか、ちょっと緊張感が薄れてしまいそうだったので、今年は必ず一つ、小噺(所謂、寄席で聴いてる古典の小噺)を覚えてネタおろしをしたいと思います。その初回である今回は、からぬけの前に馬鹿兄弟の小噺を。

葛城事件

 

映画公開時、リアルタイムでは観れなかったのですが、ようやくDVDになったようで。

予告編の三浦友和さん演じるお父さんの「俺が一体何をしたっ!!!」って叫びが、本当に作品内の全ての登場人物に共通する思いだったと思う。無差別通り魔連続殺人事件の加害者の家族になってしまった一家と、死刑制度反対という目的から加害者と獄中結婚する女を中心に、事件が起こる前と事件が起こった後を交互に描く、というのが、大まかな粗筋なのですが、

いや、素晴らしいわ。素晴らしく後味悪いわ。怖い映画も緊迫感のある映画も面白いと思うけど、後味の悪さをここまで追求すると面白くなっちゃうんだなあ、と感心しました。強圧的で、俺が家族を守るんだ、と周囲に言いふらす割には、肝心な所で家族と向き合えない父と、そんな父と対立しながらも、実は性根は父とそっくりで、夢を語りながらも結果、何もしていないニート(であり、加害者になる)次男。そんな二人に挟まれながら、大人しい長男は全部自分で抱え込んで屋上からダイブし、母親は優しい狂気の世界に旅立っちゃう。本当に最悪です。獄中結婚する女も一癖も二癖もあって、理想と正義に盲目的になりすぎちゃってて、やる事なす事が完全に空回りと、まともな人物は一切出てこない。

不幸な悲劇というだけでもなく、不謹慎なブラックコメディだけでもなく、だからこそリアルで、簡単に答えは出ない。だからこそ、やっぱこれは「面白い」映画でした。

高座ログ(実はZUMBAログ)

Mattaly寄席

口上(中村、マリリン、大福、笑治、福来)
笑治 あくび指南
福来 からぬけ
大福 買い物ブギ
お客様も含めて全員でZUMBA

昨日は、かばち家大福兄さんのご紹介で、落語とズンバの幸せなマリアージュ、Mattaly寄席に伺ってきました。

事は、去年の初夏に遡ります。第2回劇団大福来でperfect humanをやる事に決めたのは良いけど、ダンス未経験な私には、自分の中の段取りを他の共演者にアウトプットできない事に悩んでおりました。そこで、相方である大福兄さんに相談したところ、兄さんが落語と同じくらい愛してらっしゃるラテンダンスZUMBA講師の中村さんを紹介してくださり、その流れから今回の運びとなりました。実は今年で4回目だそうです。

落語の方は、まあ、大きなトラブルもなく、笑治くんも大福兄さんも(ありがたい事に私も)暖かく笑っていただきました。

終わったら皆様でZUMBA。私は見るのも踊るのも初体験、ラテンミュージックに合わせて踊る、と言うこと以外の予備知識ゼロで臨んだ訳ですが、とても驚きに満ちた体験でした。

なんとなく想像してたのはエアロビクス同様、講師の動きに合わせて生徒みんなで同じ動きをする、です。確かにZUMBAはそこは想像通りなのですが…では、その講師の方が正面だけでなく、かなり縦横無尽にスタジオを駆け回り、しかも生徒達と絡んだダンスを繰り広げるとしたら、どうでしょう?(笑)そこは、スタジオの隅々まで、ラテンの開放感が広がるハッピーな空間でした。

惜しむらくは、それを一時間続けられる体力が自分にない事(笑)後半30分はガッタガタで、ベンチでグロッキー状態でした。勿論、初心者だからそれでいいのですが、ワタクシ元来、負けず嫌いなものでして…。他の出演者二人は最後まで踊りきり。いや、笑治くんは運動神経が尋常じゃないし細いし若いし、まあ理解できるのですが、大福兄さんは同い年だし、やや体型もまあ、その、類似するアレですし。踊るお二人の姿に、迂闊にも尊敬してしまいました。いや、勿論、お二人は落語でも尊敬しております!(笑)

写真は口上の時のもの。左端の美女は中村さんと同じくZUMBA講師のマリリンさんで、キレッキレに踊られます。私は初めてづくしで緊張感満載。もっとリラックスしろよバカヤロ(笑)

楽しい体験でした。本当にありがとうございました。

 

追記 えー。全身筋肉痛はちゃんと翌日の今日きました。まだまだワシも若いわい。