高座ログ

於 神楽坂デイケア

福来「からぬけ」

七味「権助魚」

福来「時そば」

 

昨日も書きましたが、私は二席勤めました。

一席目「からぬけ」は、なぞなぞシーンに反応をたくさん頂いた。元々、ネタ選びが下手なせいで、これまで小難しい噺ばかりにお付き合い頂いたデイケアのおじいちゃんおばあちゃんへ、恩返しも兼ねて選んだ面もあるので、この反応は素直に嬉しい。

七味さんの「権助魚」は、発表会でネタ下ろしされたばかりという事もあり、超ハイクオリティ。事ある毎に主張しているのですが、七味さんは八つぁん熊さん権助みたいなコミカルな役どころが際立つし、それは七味さんの努力の成果だと思うのですが、この人の本領は、艶のある女将さんなのです。これをなんとか多くの人に分かって頂きたいので、来年、仔鹿寄席に出て頂こうかと画策中。

最後は「時そば」。これは曰くのある噺で、去年の最後の高座が神楽坂デイケアでの時そば。これがまー、控えめに言っても針のむしろ。終始無音で、それが焦りを生み、結果、全く受けなかった。せっかく二席頂けるならリベンジしよう、と言う寸法なのですが、結果としては、ところどころ外してはいるものの、楽しそうに眺めていたり、ところどころで頷いてたり、去年より遥かに反応がありました。

もちろん、それはこの一年間で多少なりとも上達したのかもしれませんが、一番大きいのは、最近、高座ではコンタクトレンズにしまして、お客様から、音にならない情報も汲み取れた事で、僕自身が安心して出来たってのも大きいと思う。

ところが、好事魔多しとはこの事で。

お客様と盛り上がったラストシーンで「銭は細けえから手を出してくんな!ひぃ、ふう…なな、やあ、いま何時だい?」

「五つで」

「(演技で)五つぅ?…(素で)え?五つ!?…いつ、むー、なな、やあ」

だ、台無し…。

わー!ごめんなさい!来年もやるから、長生きしてね。

 

と、

これで、デイケア含めて今年の高座はおしまい…と、思ったら、どうやら急遽、年の瀬にボーナストラックをいただけそう。詳細は近日!

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