高座ログ

バイリンガル落語会

於 お江戸両国亭

出演者、番組は長いので(こらこら)チラシの内容を貼っておきます。

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僕は、開口一番で日本語の「からぬけ」を務めさせていただきました。これがまあ、ここ数回の出演の中で一番、マクラも含めて沢山笑っていただきました。特に昨日、今日と両方見て下さった方全員から「昨日の千早振るより面白い」という意見を多数。おおぅ!?あのー…昨日も割と笑っていただいたつもり(主観)なのですが…。

ま、まあ、ネタ選びの方向性は昔より合っているって事で善哉、善哉。

打ち上げでは、英語落語のクラスの方々から、ドイヒーな(モヤさま風)サンフランシスコ珍道中のエピソードをお聞きして大爆笑。それ、マクラどころか一席作れますって!英語落語は出来る自信が全くないですが、次の海外遠征にこっそり紛れ込みたくなりました。

写真は開演前。バイリンガールズとバイリンボー、ぼー、バイリンオヤジ達。

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次の高座は11/13、きっすい寄席!!!二松学舎落研の聖地に、先日、前座噺の会でお世話になりました鹿之家さん歩さんとお伺いしてきます!

僕の演目は「四人癖」。なんでこのネタを選んだかと言うと…それは当日のお楽しみ♪

高座ログ

第三回仔鹿寄席
於 浅草公会堂

かほり「ストレスの海」
福来「千早振る」
小誠「死神」

仲入り

そこそこ「宗論」
河童「ガーコン」
まさ治「粗忽の使者」

今回も満員御礼でした!(約65名)
たくさん笑っていただきまして、また、席亭としましては、ほぼ出囃子につきっきりで会場の様子が見れなかったのにも関わらず、大きなトラブルもなく終幕できた事が、すごく嬉しいです。メンバーの皆さんは勿論、お客様のご協力なしには成立しませんので、重ねて御礼を申し上げます。

次回、第四回は2017年3月、場所はいつもの浅草公会堂を予定しておりますが、早くも手狭になってきた事と、やっぱり和室に長時間座ってるのは負担が大きい、というお客様のご意見に沿うよう、次回で一旦、浅草公会堂での活動を離れて、第五回(2017年7月予定)は、もう少しゆったりとくつろげる、椅子席の会場にチャレンジしてみたい(あくまで予定ですが)と思います。詳しい内容は、第四回でお知らせしますね。

来年も何卒、仔鹿寄席をよろしくお願いします。

落選通知。

暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく

勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました

ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ

中島みゆき「ファイト」

昨日は仔鹿寄席にご来場いただき、ありがとうございました。詳しい内容はまた別途、ご報告しますが、その前に。

去年に引き続き、千葉国際に落選しました。
悔しいですが、それでも、今の出来るベストの映像を送ったので、後悔せずに済みました。だから、実力に対する、正しい結果だと思ってます。
でも、聞くところによると年々、審査が厳しくなってると言いますし、たとえ後悔しなくても、今のアプローチじゃ何年かかっても通らないと言うのも、また現実。このまま、潔くぜんぶ諦めて、大会なんて関係ねえよ、もっと楽しく暮らそうじゃねえかって嘯いていたって、別に落語を続けられない訳じゃないのも、知ってる。不器用な自分には、ある意味、そっちの方が賢い生き方だろうって事も。

でも。

金曜に通知が来て、昨日、お客様の前で高座に上がって、打ち上げで酔っ払って、部屋で泥のように眠り、朝、酔い醒ましに湯船に浸かって、手足を伸ばしたら、うん、闘う気力は、まだ残ってる。来年に向けてネタ選びから稽古のやり方から、全て練り直します。

とりあえず今日も高座に上がれる。去年の落選の時、発表会を除けば、全く高座のアテがなかった頃とは、少しずつ、でも確かに変わってる。環境も、自分も。だから大丈夫。

上の中島みゆきさんの歌は、出場される皆様に敬意と応援の意味を込めて捧げます。ファイト!

Crazy For You.

「すごい汗!」
「『愛宕山』一席分だよ」

「高座の上からサインを送るよ。」
「なんて?…ねぇ!なんて?」
「…(蕎麦を食べる仕草をしながら)Crazy For SOBA.俺、蕎麦っ食いだからさ」
「…」

( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \
( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \

いかん、明日のプレッシャーでテンションが壊れてきた。
初めて聴いたのは高校生の頃で、当時は意味も分からず全台詞を暗記してましたが、いま聴くとちょいエロっすな。
ぶっちゃけ、T.UTUみたいな声に生まれたかったのう(*´ω`*)

ここで、どこにも使い道のないマメ知識を一つ。
バックで流れている特徴的な笑い声の正体、伊集院光さんは、ちょうどこの頃、落語家を自主廃業したばかり。

初フェリーニです。
フェリーニは難解、っていう先入観だけでこれまで逃げ回ってきたのですが、先日、ある方に初期作品なら大丈夫、とお勧めいただいたので借りて観ました。ほんとは、その方は「崖」を勧めて下さったのですが、それはTUTAYAには置いておらず。

結論から言うと、確かに面白い。ヒロインは愛嬌はあるけどまあ美人ではない白痴の女の子。相方は酒乱で暴力的で高圧的で獣のような旅芸人の男。貧しい大家族の長女であるヒロインは、食い扶持を減らす目的で旅芸人の男に売られる。ヒロインにとって、最初は恐怖の対象でしかなかった男と旅しながら、やがてあるサーカスに辿りつく。あまり人付き合いが出来ない男はサーカス内でトラブルを起こし、追放されてしまう…。

と言った形で物語は進んでいくのですが、まー、この男女二人の関係性の変化が切なくなるくらいに目まぐるしく、でも、表面的にはちょっとした仕草や台詞しか出てこないのが心地良い。ネタバレすると、最終的に男はヒロインを捨てて去る(ように見えますが、実際には、自身の罪と、ヒロインの無垢な受容性に向き合う事に耐えられなくなった男がヒロインから逃げだした・・・としか思えない)あたりは、不覚にも泣いてしまった。

エンディングも、安易なハッピーエンドじゃない(というより、恋愛ゲームだったら完全にバッドエンド)なところにむしろ好感を持てました。いつか「崖」も観てみようと思います。

落語鑑賞覚書

早朝寄席
於 鈴本演芸場

かゑる 東北の宿
なな子 源平盛衰記
粋歌 とんがりコーン そのまま食べるか?指にはめてから食べるか?
やなぎ 散り際

(敬称略)

寄席文字の画材を買いに、今日の午前中は御徒町金華堂に伺う予定だったが、どうせ上野近辺にいるのなら、と思い初めて鈴本の早朝寄席に。午前中なんてあんまり人がいないだろうと思ったらかなりのお客さんが入ってました。ゆうに100人以上。

で、僕にとって初めての早朝寄席は、何故か、新作落語祭りに。

かゑるさんの「東北の宿」は、ある田舎の温泉宿が、集客を図って一念発起してホテル、の、ようなサービスを目論む話。田舎の温泉宿のおばあちゃんにありがちなウザったい感じが素敵!あと、カーペットの駄洒落とか、本当にくだらなくて大好き(笑)

なな子さんの「源平盛衰記」は、先代三平師匠とか談志師匠とかで音源は聴いた事がありますが、生で見るのは初めて。つくづく不思議な話です。落語なのか、漫談なのか、型があるのか、型無しか。でも、いい加減にだべってる(この演目的には絶賛してます)感じが、ツボにハマりました。

粋歌さんの「とんがりコーン〜」は、タイトルはアレですが(まあ、100%「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のオマージュなのでしょうけど、ネタ帳に全部書くのだろうか…)中身は凄い面白い!人物像が粋歌さんの雰囲気と合ってて、とても聴き心地がよかったです。

最後のやなぎさんの「散り際」はトリらしく重々しい感じ…と、思いきや、なんだこりゃ(笑)今際の際に親戚一同を集めて別れの挨拶をするが、うまい辞世の句が詠めずに死ぬのをやめて…と、言う、なんとも私好みのシチュエーション。でも、ちょっと寝起き頭には長いかも…(zzz)

会が終わって出口に行くと、演目を書いたボードを持ったなな子さんが。助かります!

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さあて、画材も買ったし、近所の会議室も借りたし、今日はこれから来週の準備の為、暫く缶詰になりまーす。

やきもちは、遠火で焼けよ

焼く人の胸も焦がさず 味わいもよし

なんて申しますナ。

えー、久しぶりに小料理屋やきもちに行ってきました。
そしてお客さんが少ないのをいい事に、女将とだらだらおしゃべりしながら呑んだくれました。
本当はもっと頻繁に通いたいのですが、
次は落語会の日に伺おうかと、思っていたのがそもそもの間違いで、
お店では毎週火曜日、定期的に落語会をやるのですが、いま、火曜日は隔週で寄席文字教室が入り、空いてる週は出来るだけ活ハウスで稽古をしたいという状況。
そんな風にうだうだしてたらひと月放置ですよ!
いかん、そんなんじゃいかんと思いました!

なぜ、そんな鬱陶しい熱意を持っているかと言うと、

実はね。これは自慢よ。

美味い飯を食ったり珍しい酒を飲んだり飲んだりも終わって、そろそろ引けようかと思ってたその矢先に入ってきたお客様は、
ハンチング帽で洒脱な私服姿の小遊三師匠ですよ!
まじかよ!本物だよ!生かよ!

くちパクパクですよ!ネ申降臨!うせやろ!?
だってもう、福山雅治も同様ですよ!?(混乱)
いやもう、ましゃなんでどーでもいいわ!(暴言)

いや、今日の小遊三師匠は顔みせでちょっと寄っただけですぐに引き上げなされたのですが、
わー…女将、このままじゃ帰れねえ、もう一杯酒をくれ。

そんな夜でした。へべれけー。

で、だらだらしゃべりながら、オープン以来まともな休日ゼロで、てんてこ舞いの女将に困ってる事ある?と聞いたところ、貸席が入らないのが一番困っているとの事です。

よござんす。この福来、なんか考えましょ!
と豪語したものの、言った時点で全くアテのない不人気な社会人落語家。

と、思ったところで、閃いた!
そろそろ年末じゃん?
年末と言えば、サークルの同窓会じゃん?
俺、何故か15年以上連続で、毎年幹事じゃん?
幹事権限で、店が決められるじゃん?

鹿鳴家福来、初の独演会、開催なるか!?と言う夢物語で本日はお開き!

ユカイツーカイ発表会

皆様、
2016年下期のキャナリー落語発表会のシーズンがやってまいりました。
まず11/23(祝)に我らが文雀師匠クラスが一番槍を勤めます。
ワタクシ福来は初挑戦の与太郎噺「からぬけ」でお客様のご機嫌を伺いましょうぞ!

かのアントニオ猪木氏の名言に

馬鹿になれ とことん馬鹿になれ
恥をかけ とことん恥をかけ
かいてかいて恥かいて 裸になったら見えてくる
本当の自分が見えてくる 本当の自分も笑ってた
それくらい 馬鹿になれ

とありますが、与太郎サンを演じきる事で本当の自分が見えるのかっ!
はたまた本当の自分とは普段どおりの俺なのかっ!(駄目じゃん)

今回もオモシロ出演陣(こらこら)が盛りだくさん!
トリは勿論、桂文雀師匠!実力派、爆笑間違いなしの若手真打さんです!
奇しくも勤労感謝の日、ここはひとつ仕事を忘れて是非、大笑いしにお越しくださいませ。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

日時:2016年11月23日(水・祝)11時15分開場、11時半開演

場所:お江戸両国亭 東京都墨田区両国4丁目30-4

木戸銭:500円(言ってくだされば先着で招待券あるよ~)

※許可のない写真撮影、および未就学児童のご来場はご遠慮下さい。

<番組> ※入り時間は目安です。

11:30

初天神 鹿鳴家福姫
千早ふる 鹿鳴家あずき
替り目 鹿鳴家 肴
竹の子 鹿鳴家和音
堀の内 鹿鳴家めだ可

仲入り

12:50

からぬけ 鹿鳴家福来
環境にいいこと 鹿鳴家くるくる
堪忍袋 鹿鳴家あん子
薄型テレビ算 鹿鳴家大福
棒鱈 鹿鳴家抜天

仲入り

14:10

時そば 鹿鳴家ひで坊
権助魚 鹿鳴家七味
看板のピン 鹿鳴家忠治
お楽しみ 桂文雀

この後も、11/27、12/11、12/23、12/24と発表会は続きます!

キャタピラー

「ジョニーは戦場に行った」と江戸川乱歩の「芋虫」の両方をモチーフに作られた話、という、なんとも悪趣味な映画です(笑)でも、「ジョニーは〜」に比べたら、戦争に対する嫌悪感のようなものはほとんど感じられなかった。いや、戦争讃美という訳ではなくて、「四肢を失い、言葉を話す事もままならない夫と、共に暮らす妻との関係性の変貌」というシチュエーションを創り出す為の装置として、戦争を使ってるように見えました。

結局、そのシチュエーションの為なら、事故でも事件でもでも災害でもよかったのではないかなぁ、と思ってしまった途端、ところどころ執拗に流れる、戦時のドキュメンタリー映像に対しても、なんだか白けてしまった。

まあ、面白くなかった訳ではないです。夫から求められた寺島しのぶが、汚れた野良着を下半身だけ脱いだ時の、闇夜に浮かぶ、ぬらっとした白い肌の質感とか超エロい。抵抗できない夫に対して寺島しのぶがサディスティックに笑うとことかゾクゾクする…が、作品そのものとしては上記の理由でいまいち消化不良でした。