創作落語について

社会人落語を始めて、5年目のスタート。

今期は、初めての創作落語にチャレンジしてみます。

落語には

大きく分けて古典落語と新作落語の二種類があります。

古典落語は、昔から色んな噺家さんがかけている落語で、例えば、寿限無、とか、時蕎麦、とか、落語にそんなに詳しくなくてもお馴染みの噺。

新作落語は、これも定義がいろいろありますが、戦後に作られた落語って言う人が多いかな?昔にはなかった、携帯電話や、オレオレ詐欺なんてのも題材にした落語です。新作落語が得意で有名な噺家さんは、最近、笑点の司会者になった春風亭昇太師匠がそうですね。

で、創作落語という言い方をしたのは

新作落語の中でも、演者自身が自分で作った落語、という意味です。

社会人落語は、もちろん、古典落語を得意とする方が多いのですが、中にはプロの噺家さんが作った新作落語を得意とする方もいらっしゃいますし、自分で落語を作ってしまう人もいるのです。中には自作の落語をプロの噺家さんに提供するというツワモノもいらっしゃいます。

わたしはこれまで、古典落語を演じていたのですが、あるきっかけで、自分で噺を作ってみる事にしました。もー大変です。何日も台詞が思い浮かばない時もありますし、会心のギャグ(落語だと、くすぐりって言いますね)が思い浮かんだ!と思っても、だいたい真夜中に思い浮かぶのですが、翌朝、いったい何が面白いんだコレ?と、悩んだり。

でも、やっぱり物語とか、設定とか、シチュエーションとかを考えるのは、古典落語の面白さとは違った楽しみがあるようです。まだ一作目ですが。

子供の頃、テレビゲームも好きでしたが、TRPGにハマってた時がありまして。TRPGって、まだ、あるのかなあ。テーブルトーク・ロールプレイングゲームの略称なのですが、友達が5、6人集まって、紙と鉛筆とサイコロを使って冒険ごっこをやるのです。テニス部の爽やかな友達が、ゴッツイ戦士を演じたり、柔道部のいかめつい友達が、華奢なお姫様を演じたり。スクールカーストの中の下、ぐらいのヲタク男子、みんな真剣です。

そのTRPGには、プレイヤー(戦士やお姫様)の他に、ゲームマスターと言われる進行役がいまして、その人が冒険の粗筋を考えるんです。もちろん、プレイヤーの選択肢によって、筋道はどんどん変わってくのですが、なんとか盛り上げようと、強い敵を登場させたり、難しい謎を考えたり。すべての悪役を演じるのはゲームマスターなので、魔王っぽく高笑いして学校の図書室から追放されたり。

話が脱線しましたが、TRPGは、その殆どが言葉によって構築されます。戦士も、お姫様も、モンスターも、全部、ゲームマスターと、プレイヤーが、あらゆる言葉を駆使して同じ想像を共有しながら、楽しむものなのです。

僕は、オチケンではなかったのですが、

今思うと、なんとなく、

創作落語っぽい体験ですね。