高座ログ

キャナリー落語発表会
於 お江戸両国亭

私は「粗忽の釘」でした。

寒かったですが好天に恵まれ、たくさんのお客様の前で気持ちよく演る事が出来ました。二人目の出番だったので、まだお客様の反応は固いかな、と思いましたが、結果それなりに受けて助かりました。

とは言え、打ち上げでちよりんさんが全員へのアドバイスでおっしゃってた通り、お客様から拍手をいただいたり、笑っていただいたりしてる際に、その反応が終わるまで次に進まないように間を取れればよかった、という場面が2、3回あったので、次回以降の課題にしたいと思います。

トリのちよりんさんは「崇徳院」をされました。ちょうど今、朝ドラ「わろてんか」で話題になってましたタイムリーな演目なだけあり、お客様もとても楽しそうに聴かれてました。流石です。

次の演目も仮決めしました。
次期はクラスが変わるので、移った先の生徒さんと重ならなければ、という意味での仮ですけど。大きくなければ小さくなく、寄席では頻繁にかかる人気ネタですが、とある事情でテレビではなかなか流せず、でも、江戸っ子らしさを感じる素敵な噺です。楽しんでやりたいと思います。

追記:自分の高座が終わった後、ヘロヘロになりながら着替えてたらコンタクトを入れてるのを忘れて眼鏡をかけちゃって「うを!」と仰け反る。やはり粗忽は地なのか。

高座ログ

デイケア多摩川

飴治郎 狸札

加笑 まんじゅうこわい

福来 平林

福姫 粗忽の釘

多摩川での出演は2回目。ご利用者様も60名くらいで楽しく演らせていただきました。

来年は南柏が2月から、多摩川が3月から、三ヶ月に1回くらいのペースでやらせていただけそうです。僕の年間のネタ下ろしが5つだから、なんとか回るかな…あとは共演者探しか…何の謝礼も出せませんが、出演してみたいと言う方がいらっしゃいましたら、私までお声掛けくださいな。

徒然

最近、仕事が忙しく遊んでる暇がないので、まあそれは良い事だけど、ここに書くネタがない(笑)なので、日記にする程の事はない細かい内容を徒然と列挙しておきます。

・以前、書いた幇間芸教室、あれから夜の部もスタートしました。これで通い易くはなったのですが、途端に残業が重なってまだ行けてないです。まあ、期限がある訳でないし、落ち着いていこう。

・今年もあとひと月切りましたが、最終的におそらく27席くらいの見込みです。来年の予定もちらほらと入ってきました。本当に有難い事です。僕なんかで良いのかなあ、とは常に思うけど、それは、なんで出演させてくれないんだ、って思うのと本質的には同じ。結局、周りが決める事だからねぇ。縁がありましたら、どこかの寄席でお会いしましょう。

・もうすぐキャナリーの発表会。なのでそろそろ次のネタを決めなきゃと思い、いくつか候補を考えてます。ただ、来期からクラスを変えなければならない事は決まってるのですが、どこに行くのかまだ分からないっす。

・二つの落語教室に通ってますが、台詞を覚えるまでが長いけど覚えたら殆ど仕上がってる、って人と、台詞は直ぐに覚えるけど、仕上がるまでに時間がかかる、って人がいますね。僕は完全に後者なのですが、時折、前者の人に真面目だと言われるのにちょっと困惑気味。後者だと自覚してるから早く覚えないと仕上がらないだけで、要領悪いんすよ、ほんと。

歌舞伎観劇備忘

十二月大歌舞伎 第2部
於 歌舞伎座

らくだ
倭仮名在原系図 蘭平物狂

人生3度目の歌舞伎観劇でした。
1度目と2度目は、落語教室の先輩にエスコートしてもらったのですが、今回は一人で。慣れて来たらエスコート出来るようになれればいいなあ。

「らくだ」は落語でお馴染みの演目ですね。主演の紙屑屋久六は市川中車、ドラマや映画では香川照之さんです。実はこの二人が同一人物なのをつい先日まで知りませんでした…ってくらいの歌舞伎音痴なので、大目に見てね。初代 桂文枝の口述が元になってるだけあって、全編上方言葉でしたが、まあ、らくだという噺自体、もともとは上方落語なので違和感はなし。噺の筋はほぼ落語のまま(今回、音声ガイドしなかったのですが、さすがに内容は分かりました)ですが、やっぱり死体のかんかんのう踊りはビジュアル的にパンチある。らくだの死体は人形ではなく役者(片岡亀蔵)さんがされてるのですが、本当に死体に見え、そして死体として不自然でない範囲で踊らされ…最後に…ここは言えない(笑)とにかく、素晴らしかったです。

続いては蘭平物狂。元は在原系図という浄瑠璃の一部なのだそうですが、その辺りの下調べをしなかったので、前半はちょっと退屈でした。ただ、その分、後半、蘭平の怒涛の大立ち回りが凄い凄い凄い凄い…凄い!刀、棒は勿論、梯子を使うは屋根に登るは三次元に飛び交う剣戟。か、かっけぇ…!そのカタルシスたるや、僕はぶっちゃけ今回、「らくだ」目当てに来たのですが、普通の歌舞伎ファンは間違いなくこっちだな(笑)と思いました。

2017年11月の振り返り

早いもので明日から2017年最後の1ヶ月になりました。なんだかちょっとピリピリしている話題・ニュースが増えてる気がしますなあ。考えてみると去年の年末は「おでんツンツン!」とかが話題になって実に牧歌的だったなあ(笑)
何があろうと寄席だけはなくなってほしくないですね、なんて考えながら11月の振り返りをば。

1.【告知】第七回仔鹿寄席

イエーイっ!ぶっちぎりの1位です。みんな愛してるっ!
まさか3年目に突入するとは思ってもいなかったです。この経歴はデレキショに書けるよ!転職の予定はないけれども。
これも日頃から応援してくださるお客様や、奮闘して下さる出演者の方々の力、ポンコツ席亭に対する叱咤激励あっての事だと本当に思います。
来年2月3日、何卒宜しくお願い致します。

2.幇間芸教室

こちらも反響が大きかったですねえ。第2回目の稽古日は決まってはおりませんが・・・一日坊主にならないように頑張ります(笑)
たぶん、この道筋も僕の人生に活きる、そんな風に思ってます。

3.「そのほかの出演情報」更新

4.高座ログ

第3位、第4位とまとめて、千駄木寄席に初出演の巻!ですね。
狸賽、やっぱ難しいわ。でもこういう噺をリラックスして演れる社会人落語家になりたいだわさ。
未熟者ではございますが、また機会がございましたら、何卒宜しくお願い致します。

5.落語鑑賞覚書

新宿末廣亭は昔の寄席の雰囲気があって良いですね。
勿論、今回ではないですが、寄席文字を習い始めたころに、末廣亭の内側の壁に飾ってある額の写真が欲しくて
堂々とスマホを構えた途端にスタッフの方に怒られたのは良い思い出です・・・って馬鹿だ俺。
普段は落語聴く時にスマホの電源を切らないやつは許せないと言ってると思えない間抜けぶりですなあ。

貴方の好きな記事はありましたか?12月もよろしくお願い申し上げます。

落語鑑賞覚書

第二回 東京デブサミット

池袋演芸場 夜席

駒六 無精床
一琴 初天神
歌武蔵 犬の目
米平 胴斬り

仲入り

志ん陽 猫と金魚
一蔵 紙入れ
きく麿 お餅
デブ大喜利

(敬称略)

行ってまいりました!
第一回は終わってから知ると言う哀しい展開でしたが、リベンジを果たしましたよ!

まず、この笑える看板!これを見るだけでも来た甲斐がありましたよ〜!

体重60kgと自己申告した駒六さんの開口一番は無精床。面白い!けど…申し訳ないが今日の寄席ではアウェー気味(笑)

一琴師匠は初天神。めちゃめちゃ早口の子供がかわいい。飴をねだる時に、声はおとっつぁんに向けつつ、視線は飴屋さんから一切離さない子供に、「こっち向いて喋れよ!」というツッコミが最高です。

歌武蔵師匠はクリクリポコンこと犬の目。マクラはやっぱり日馬富士関連の騒動についてたっぷりと。ほんとこの人、毒舌キャラだ(笑)

ゲスト、上方からいらした米平師匠は胴斬り。こちらでは?首提灯のマクラで定番の小噺扱いですが、上方ではちゃんと一席になるのですね。長くやってる分、あたま山と同じビジュアル的に気になり過ぎるシュールさ。なのにさらっと、すげぇ。

志ん陽師匠は猫と金魚。こちらはつい最近もお聞きしましたが、2度目にして、成る程、原作のチグハグさも活かしつつ、さらに、お客様にとって会話が不自然になり過ぎないこの展開は凄い事にようやく気付きました。

一蔵さんは紙入れ。最若手なせいかやたらと気合いが入っており、この会の為に3kg増やしたそう。それは気合いの入れ方として違うんじゃないかと言う人がいたら、私が正面から受けて立つ。

きく麿師匠、お餅、と言う新作。二人のおばあちゃんと、殆ど同じテンションの会話の繰り返しなのに、聴いてるお客様がどんどん盛り上がっていく、不思議な噺でした。おばあちゃんにありがちなモニョモニョした口の動かし方も、よく観察してらっしゃるなあ(笑)

大喜利の前にパシャリと集合写真。僕のスマホは電源オンにしてから写真を撮るのに時間かかるので、キメの時には間に合いませんでした…。たはー。大喜利は米平師匠ときく麿師匠の一騎打ち。拍手の量で米平師匠でした。

また行きたいなあ。てか、仲間集めてアマチュアでもデブサミットやりたいなあ…でも言わせてくれ、若手の社会人落語家で明らかにデブってそんなにいない気がします…むしろ重鎮が(危機管理委員会による検閲)

裏サイト

エロスを想像した人、残念でした(笑)

たまたま面白いサイトを見つけたので転載します。といっても、ドメインを見ると何てことはない鈴本演芸場HPなのですが、このページには現在はどこからも入れないようです。

恐らく先代か先々代の鈴本席亭が書いた覚書(の転記)で私もまだ全部は読んでないですが、けっこう込み入った事まで書いてあります。だからオープンにするには差しさわりがあったのかな・・・

ここから直接リンクはさすがに問題がありそうなのでタイトルとコピペ用のURLを列記しておきます。
ちなみに、記述にウソがあってもアタシャ知らんよ(笑)一人でこっそり愉しんで下さいな。

火消しが木戸御免で因縁を
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki1.html

隣の畳屋とケンカし移転
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki2.html

大入りになると休んだ圓朝
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki3.html

落語界中興の祖、すててこの圓遊
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki4.html

落語演芸会社七年間で解散
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki5.html

柳橋を会長に芸術協会誕生
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki6.html

非常に気前がよかった伯山
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki7.html

講釈師見て来たようなウソ
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki8.html

高座を抜いてバクチに熱中
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki9.html

ビラに文句つけた高峰筑風
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki10.html

高座の布団に徳利を置いて
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki11.html

芸も人も立派三代目小さん
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki12.html

紙くず屋から五十銭の祝儀
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki13.html

高座数と木戸銭の今むかし
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki14.html

芸はうまいが客が呼べない
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki15.html

書生に大人気、娘義太夫綾之助
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki16.html

風変りなノセモノいろいろ
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki17.html

はっとせ踊り上京の舞台裏
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki18.html

ビヤホールに転業も考える
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki19.html

大道芸人上がりの江戸家猫八
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki20.html

客席で光らすダイヤの指輪
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki21.html

お稲荷さんをマネジャーに
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki22.html

芸人とお客が昔はなごやか
http://www.rakugo.or.jp/oboegaki23.html

高座ログ

今年の正月に決まった南柏デイケアでの落語会も4回目。お客様も施設職員の方もずいぶんと馴染んで下さいまして、有難い限り。私は開口一番、酉の市のマクラから「ざるや」を演らせていただきました。

ダブルヘッダーで千駄木寄席に。初めての出演でしたが、アットホームで素敵な雰囲気の会ですね。お客様の中につい2日前に顔合わせしたばかりの小柊さんを見かけて嬉しくもビックリ。世間は狭い。こちらではヒザで、家電量販店のマクラから「狸賽」をやらせていただきました。